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講評

BM登龍門Ⅲ&Jr.BM級TOP決定戦 全体講評

論題

「論題:日本政府は、首都機能を移転すべし」

2004年9月 運営委員 久保田浩

今回は、BM史上初めての女性ディベーターが壇上に立つという記念すべき日となった。しかも、登龍門において3人もの女性ディベーターが参戦してきたのである。

登龍門第一試合は、Kings(ディベーターN&ディベーターB)vs. Glads(本間賢一&牧美和子)。
BMディベートキングである太田龍樹率いるKingsがBMディベートグラディエーターの中西夏雄が率いるGladsに対してやはり横綱相撲を取るのか?

登龍門第二試合は、同じくKingsに対して、今度はBMディベートナイト奥山真が率いるKnights(ディベーターL&ディベーターM)の兄弟コンビが対戦を臨む。親友対兄弟のどちらに軍配が・・・?
そして本日のメインイベントはBMディベートグランプリ2004の開幕第一試合を飾る「Jr. BM級TOP決定戦」!!これはノンタイトルの中でも、BM2004において最もBMポイントの高い二人が戦う試合なのである。対戦者は井上晋vs. 中村雅芳。
この2004年は1戦で井上の1勝。中村雅芳がタイに持ち込めるか・・・?


【登龍門Ⅲ 第1試合 肯定側 Kings vs. 否定側 Glads】

注目すべきBM登龍門の第一試合。、
なんとディベーター4名中3名が女性という対戦カード!

肯定側Kingsはデビュー戦となる女性ディベーターN&Bの仲良しコンビ、
対する否定側Gladsは、論理的思考に優れる本間と堂々としたプレゼンテーションが売りの牧のゴールデンタッグ!!

戦前の予想では、否定側有利との予想だが試合結果はいかに??

【BM登龍門Ⅲ 第2試合 肯定側 Knights vs. 否定側 Kings】

肯定側KnightsがディベーターL&ディベーターMに対して、否定側KingsがディベーターN&ディベーターBという、
男性チーム対女性チームという構図で試合が行われた。

今度は第一試合の勝者Kingsが否定側を行い、Knightsが肯定側となった。

Knightsは「環境立国」という大きな視点から攻撃を開始。
しかし、やはりディベートはタイムゲーム。限られた時間内において、その意義を立証するのは困難である。
否定側はしっかりとその弱点ポイントを狙っていった。結果、本試合においてもKingsが勝利をおさめることになった。

上記二つの試合結果により、登龍門優勝はKings(ディベーターN&ディベーターB)が獲得。
また、この二試合において最もキレのあるディベートを展開した者に与えられる"シャープディベーター"は、
その華麗なプレゼンテーションを展開したディベーターNに与えられた。

【Jr.BM級TOP決定戦 肯定側 井上晋 vs. 否定側 中村雅芳】

BMディベートグランプリ2004の開幕戦となるこの試合、五分五分の試合が展開された。
結果は僅差ながら、肯定側を選んだ井上晋の勝利となった。
井上晋は、気合を感じさせるコスチュームでの入場であった。 試合においても、その気合が時によってヒートアップした場面が見られたが、対する中村雅芳もまくしたてる姿を見せるなど、なかなか見ごたえのある試合であった。
ここ最近で最も急成長した中村雅芳の姿が、見ている人の目にも焼きついたのではないだろうか。
結果は上述の通り僅差で敗れたものの、BMディベートグランプリ2004において彼はまだまだ枯れてはいない。

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