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2016.7.28(木)
第38回 「政策を見極めて投票行動を」(2016年7月28日)

ほぼ月イチコラム
時事問題がわかる BURNING MIND主席講師・井上晋の『賛否両論のための基礎知識』 第38回
7月25日の日経新聞に2つの調査結果が載っていました。
一つは、安倍政権での憲法改正について聞いたところ、「「反対」が49%で「賛成」の38%を上回った」とのこと。
もう一つは、安倍内閣の内閣支持率が58%で、上昇傾向にあるというもの。
改憲を掲げている内閣の支持率は上がっているのに、改憲そのものには反対ということ。この結果は、どのように捉えるとよいのでしょうか。
非常に穿った見方かもしれませんが、「今の自分が楽であればそれが一番いい」という思考が日本全体にはびこっている結果ではないかと考えています。
・安倍内閣では外交ではそこそこやっている。日本のプレゼンスを保ってくれているから、プラス
・経済は実感はまだ薄いが、補助金や経済対策のばらまきをしてくれ、消費税も見送ってくれたから、プラス
・だけど、自分が戦争に関わることは嫌なので、改憲には反対
人が自由であるということは独立しているということで、そこは良いとこ取りだけでは独立独歩とはなりません。
以下は、フランスの国家、ラ・マルセイエーズの歌詞の和訳です。
―――
行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは我らの元に来て
我らの子と妻の 喉を掻き切る!
武器を取れ 市民らよ
隊列を組め
進もう 進もう!
汚れた血が
我らの畑の畝を満たすまで!
―――
自由の国、フランスはまさに戦いの中から自由を勝ち取ったことが
この国歌からもよくよく分かります。
まとめます。
憲法改正を進めよ!と言いたいわけではありません。
現政権が行っている詳細な政策と本丸である政策をしっかりと見極めて我々は内閣の支持不支持を明確にし、また投票行動を行うべきです。
皆さんはどう思いますか。


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