2013.6.3.(月)
アビコ青年のネオ・ディベート事件簿
File1「そもそもディベートってなに?」(2013年6月3日)
ほぼ月イチコラム 第一弾 アビコ青年デビュー
アビコ青年のネオ・ディベート事件簿
初めまして。BURNING MINDのアビコと申します。
ディベートを始めてから約2年。
まだまだ勉強中の身ですが、
そんな自分が率直に感じるディベートの素晴らしさを、
本音でご紹介できればと思います。
本日から週替わりで、私を含めて3人のコラム担当者が、
政治・経済・文化・芸能・日常生活・会社・ディベートそのもの等々、
様々なジャンルのトピックスの本質に、
ディベートの切り口で迫っていきます
少しでもディベートの魅力が、読者の皆様に伝われば…。
その想いを胸にお届けします。
どうぞ、よろしくお願いします!
それでは早速、本日のテーマは、「そもそもディベートって何?」。
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「ディベート」
この言葉を聞いて、どんなことをイメージされるでしょうか?
もしかすると、身近なテレビ番組を連想されるかもしれません。
「朝まで生テレビのような激しい議論のこと?」
こんな風にイメージされた方は、
ディベートにあまり良い印象を持たれていないかもしれません。
それは仕方ないと思います。
大人同士が、相手の意見はあまり聞かず、
自分の意見を大声でまくし立てて押し通す…。
もしもそんなイメージがあれば、誰だってネガティブな印象を持ってしまいます。
でも、実際にディベートの勉強を始めて知りました。
「それは、本当のディベートではない」ということです。
なぜなら、ディベートではむしろ「相手の言葉をしっかり聴く」ことを、
とっても重要な要素と位置づけているからです。
なぜか?
それは、相手の意見をしっかり聴かなければ、適切な反論ができないからです。
では、きちんとディベートを勉強すると、どうなるのでしょうか?
そうです。コミュニケーション能力が飛躍的に向上するのです。
ディベートでは「主張するなら理由を示す」というルールがあります。
ですから、相手の言葉をしっかり聴いて(受け止めた上で)、
しっかりと理由付きで自分の意見を伝えます。
そんな訓練を積み重ねていくうちに、
自然と説得力のある言葉を話せるようになります。
しかも、それだけではありません。
話す内容にも「キレ」が出てくるようになります。
ディベートは物事の本質を見抜く力も養ってくれるからです。
周りの人からも、
「何だか最近、あの人は仕事も早いし、話していることもしっかりしているな…」
と感じてもらえることも珍しくありません。
つまり、ディベートは相手を打ち負かすというより、
お互いの理解を深めながら、自分の価値も高める。
そんな強力な味方になってくれるものなのです。
本日は、ディベートの魅力について簡単にご紹介させて頂きました。
少しはディベートに興味を持って頂けましたでしょうか?
次週以降も、是非ともご愛読下さい。