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2018.6.3(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第258回 「高齢化社会の進展」(2018年6月3日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第258回

こんばんわ

いろいろなことで世の中が騒がれているけど、
目の前でおこっていることだけで
時間が止まっているようにもみえるわね。
アメリカと北朝鮮の問題は、将来のことではなくて
会議が開かれるのか開かれないのか?
森友・加計問題は、だれがウソをついているのか?
大学のアメフトの問題も、真相究明には時間がかかりそう。

もっと将来の大事なことをきめて欲しいとおもっても
働き方改革法案でも
いろいろな角度から話し合いがなされているにも拘わらず
強行採決をせざるを得ない。
お互いの案を持ち寄って、さらなる高みを目指しているのに
最後は反対派の悲痛の訴え、数でねじ伏せた格好になってしまう。

いま重要な問題は、
この軍事、教育論とともに
高齢化社会の進展。
いまの若い働き手がどんどん減っていくのに対し
65歳以上の高齢者は増えていく。
そうすると
起こる問題は、経済的困窮から社会保障制度(医療・介護・年金)という金銭的な問題
実際の医療現場の人手の問題、
介護となると、育児と同様に働き手の負担が伴う事態になるわ。
今まででは考えられないIT社会になっても
高齢者には理解されない。
とてもゆゆしき世の中がやってくる可能性もあるのよね。

いま起こっている出来事から、
未来を予測したり物事の本質を考えることができるなら
その視点も忘れないでいきたい。
経済的に貧しい高齢者もいれば、
富裕層と言われるのもまた高齢者。
60年の人生をどう過ごしてきたかで、自己責任でもあるし
そうでない部分もあると思うけど
この格差が生まれる競争社会が日本を支えてきた。

そんな高齢者を狙っての詐欺事件は
これだけ注意喚起の取組みをしてもなくならない。
孤独でなくても、実際には子ども達と離れて暮らすお年寄りを狙う
卑劣な犯行。
そして、いまは親族内でも親の預金を勝手に引き出して着服する事件も
数多くある。

身内だからよいのでは・・・という訳にはいかず、
利害関係者は他にもいるなかで、親子でもひとの金を使えば脱税の可能性もある。
世の中は、性善説に基づいている部分も多くて
認知症になったら法的行為は親族や弁護士・司法書士が代理で行う
「後見制度」も整備されている。
裁判所が監督管理するのだけど、それでも悪いことはいくらでもできてしまうのか
うまくいかない部分もある。
弁護士が犯罪を犯さないとも限らないのだから・・・
最近では、後見人である長男夫婦が
74歳の母親の定期預金の口座を解約したり、預貯金口座から引き出すなどして、
合わせておよそ2400万円を横領した疑いで逮捕された事件があった。

日本の平均寿命は
男性が81歳 女性が87歳(厚生労働省2016年)
で香港についで男女とも世界で2番目の長寿国。
世間でいろいろな問題がおこっているなか、
あたしたちの身近な問題として
まずは認識して、それぞれが考えていかないとね・・・・
それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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