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2018.1.25(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第242回 「学び・指導」(2018年1月25日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第242回

こんばんわ

年が明けてからも
日米ともに株価も上昇。
経済の基盤が底堅く企業業績も安定的な推移が見込まれていることから
前向きな投資がなされている。
秋口の米国中間選挙の動向をみてというような状況かしら・・・
もちろん、それまでに何がおこるかわからないのが世の常だけどね。

日本の政治は、
憲法改正のことがまた持ち上がりはじめたけど、
教育費の無償化議論も
憲法とかかわってくる。
最低限の教育を受ける権利から、
国力を維持し国際社会での競争を勝ち取るために
日本として高等教育を無償化するという考え方もある

学校で学ぶというのは
こういう制度の問題や
家庭の環境や親の熱意とともに
自分自身の「志」や「やる気」ということになる。
よい指導者に巡り会うという「縁」もある。
それでも、産まれてから
大学を卒業するまでにいろいろな先生や
先輩、指導者に出会うのだから
一人くらい「自分の師」と出会えてもよいわよね。
待っていてもこないし、
自分から行動を起こすことも大事、
これは社会に出てからも同じこと。
自分自身で学べることには限界もある。

スポーツ界でも
指導するという情熱や愛情はもっと激しいわね。
本当のいみでの1対1の指導が行われているのでしょう。
その世界の規律を正し、後継者を作っていく意味で
きちんとした哲学や方法論で行われている。
そこにはまわりにはわからない「伝統」というものもあるかもしれないけど
相撲界での日馬富士の問題は
その行き違いに暴力が重なった。
年明けの
貴乃花の理事解任決定は、
ここでは賛否は論じないけれど
「組織の体裁やありかた」「指導」というところで
まったく一貫性に欠けているし
国民にはわかりにくい組織の体質が見え隠れする。

野球界の闘将、星野仙一さんが亡くなった。
打倒巨人に燃える闘魂のひとだった。
とくに監督になってからの選手への「鉄拳制裁」は有名。
そんなことが一度も報道などで問題にならなかったのは
もちろん「時代」という要素もあったけど
きちんとしたゴールと哲学を選手に示し続けていたから。
あるときは自らが先頭にたって動き
規律をしっかり守らせ、
本番が始まったら選手を信じる。
ついていけなかった人、
トレードで放出された選手もたくさんいるでしょう。
短時間で立て直す厳しさは、会社の経営再建と同じ
時間がないし、考えを同じくしないと成り立たない。

甘えは許さない
一生懸命歯を食いしばった人間には手を差し伸べる。
そして、それを支えるひとたちへの配慮も忘れない。
病と闘いながら
一流を育て、勝てる組織を作り続けた。
それがゆえに精神的なダメージもかかえたのでしょう。
血圧の変動も激しく内臓もこわし、
それでも悟られないように
弱音を吐くことなく走り続けた。
戦後が産んだ鬼軍曹、世の中を変えられるひとが
またひとりこの世を去ってしまった・・・
ご冥福を祈ります。

それでは また・・・・


BY ひろ☆たかさわ



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