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2017.9.24(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第227回 「不倫はなぜいけないのか?」(2017年9月24日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第227回

こんばんわ
安室奈美恵さんの引退に
衝撃が走る。
NHKのニュースでもとりあげられているのを見ると
影響の大きさがわかる。
その一方で、
ここ1年くらい政界でも芸能界でも
不倫報道があとをたたないわね。
マスコミの格好の餌食で
そのスクープは、「文春砲」などともいわれている。
最近では、民進党の山尾志桜里議員の不倫と離党が報じられた。
不倫はなぜいけないのか?
これを論理的に説明できるか
「なんとなく、いけなものはいけない」となる。
どこからが「不倫」なのか?
ちょっとでも、瞬間的にでも
このひといいわって思ったら
不倫なのか?
まあ、そんな子供みたいなこと言ってないで
大人の関係になったらということにしましょう。
「法律で定められているから」
「日本の家族制度があるから」
というのも理由になるけど、
それでは議論が深まらないので、
一回、自分のなかにある観念をクリアにして考えてみましょう。
そもそも、
結婚しているかどうかにかかわらず
道徳・倫理的な「純血主義」がある。
これは、欲望を抑えるという
ひとつの教育ともいえるわね。
むやみやたらと性交渉に及ばない。
でも、恋愛を本気ですればそうなるのは
一概に悪いことともいえない。
そのうえで、
結婚してからいわゆる浮気をして関係をもつと
「不貞行為」ということになる。
これがなぜいけないか?
この説明は、いろいろな角度から
まさにキャストライトアップをしてすべきだけど、
ひとつの考え方としては、
自分のパートナー(結婚した相手)が
愛し合うべき唯一のひとで
その他のひとは、そういう対象ではない。
そうなると、比較対象ではなく
配偶者は「絶対的な存在」ということになる。
この、「絶対的」と「相対的」という考え方を用いるしか
ないような気がするのよね。
ただし、これを本気で証明しようとすると
壮大な作業になるわね。
人間の三大欲求である
食欲・性欲・睡眠欲。
ある2丁目のお客さん(60代の男性)がいっていた。
「ひろ☆さんね、
人間てのは、『性欲』のために生きてるんだよ、そのために、たくさん食べて、寝て・・・
そうやって世の中は繁栄してきたんだから・・
わかる?」
視点を他者に移すと
この、人間の本能の赴くままにいきることが
ひとを幸福にもし、不幸にもする。
いま、草食系で恋愛に興味がない若者が多い中で
この理屈では語れない本質はなにも変わらない。
だから、最後は「理性」ということになるのかしら?
それなりの立場になれば、
その行為は非難の対象になる。
とりわけ、
政治家や、教師がそれをやるとね・・・・
ましてや人の親という立場で。
人間の品格をつくり、他者を思いやる。
それは、いろいろな失敗や、地獄を見るような経験も
必要なのかしら。
さきほどのお客さんが、続けた。
「ひろ☆さん、
Fall in love. Go to hell.
勉強ばっかりしてないで、
死ぬほどつらい恋をして、地獄を見てこい!って。
若い連中にはそう言いたいね。」
ひとりの自立した大人になるためには
そんなことも考えなくてはならないわね。
いつどこに落とし穴が待っているかわからないから・・・
それでは また・・・・
BY ひろ☆たかさわ

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