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2017.7.15(土)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第216回 「核兵器禁止条約」(2017年7月15日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第216回

こんばんわ
九州を襲った集中豪雨。
また死者と行方不明のかたをだしてしまった
これだけ、地震や災害の備えをして
ニュースでも特別警報を出しても
やはり防げなかったのね。
一刻もはやい復旧をお祈りいたします。
そして、もうひとつの気がかりは
北朝鮮のミサイルによる威嚇。
戦争も自然災害も
被害にあったひととあってないひとでは
実感が湧くかどうか、差があるのは仕方ないわ。
「日本は核武装すべし」というテーマで
ディベートをすることがある。
これは、
核兵器保有の是非を考えるために行うもので
核武装=戦争ありきの議論ではない。
国連で
核兵器禁止条約が採択された
これは、被爆者にとってよろこばしいことだけど
日本大使は、署名しなかった。
元から署名しないことは宣言していたものの
唯一の被爆国としてどうなのかと率直に思うひとも多いはず。
ここで考える思考回路は、
本当になんでも中立でよいのかということ。
アメリカの配慮して、
「核のない世界を作るには、
核兵器国と非核兵器国が協力して話し合っていく必要がある」
などと述べている。
日本が核を保有することを宣言した訳ではないけど
「日本としてできること」をあいまいにしてよいのかしら。
もう一方で、
被爆国だから、核兵器保有の禁止に全面賛成するという
短絡的な思考に陥ってはいけないのよね。
「私の父はたばこの吸い過ぎで肺がんになった。
だから、世界からたばこを廃絶しよう!!」
ということにはならない。
世の中全体の平和や、止められない流れ、
苦しんでいるひとや地域。
そのなかでなにが一番よい方法なのか??
報道によると
広島や長崎の被爆した皆様も
国連本部も
この条約の採択は歓迎し
日本が署名しなかったことに対して、
一方的に非難することはなかったよう。
戦争や災害で家族を奪われた方々に
哀悼の意を表しつつ
問題を多面的に考えていくときなのね・・・・
それでは また・・・
BY ひろ☆たかさわ

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