2017.7.4(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第215回 「勝ったときこそ分析を」(2017年7月4日)
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話 第215回
こんばんわ
都民ファーストの会が都議選で大勝!!
小池百合子知事は、都知事選の勝利から
一気に駆け上がって結果を残したわね。
同日、将棋の藤井聡太さんは
デビューからの連勝記録が29で止まってしまった。
この活躍で、将棋のことがテレビのニュースで放送されるのを見ると、
午前からスタートして、途中で食事をして、
夜の九時のニュースの途中に結果が出るのよね。
あたしたちからしたら、将棋の技術論よりも
こういう偉大な記録には
集中力や忍耐力、闘争心という
ほかの要素がふんだんに含まれていることを
思い知らされるわね。
よく、金星とか番狂わせとか、
横綱やチャンピオンを倒して称えられる。
それは、もちろん偶然とはいえないのだけど
一度だけの勲章になることも多い。
勝利が本物なのかどうなのか?
練習や準備をして試合に臨む、試験を受ける
成果を発表する。
7割の出来でも、勝つこともあれば負けることもる。
受かることもあれば落ちることもある。
これは、相手が強いか弱いか
当日の体調、ちからを出し切れたのか?
いろいろな要素がある。
だから、大一番のために
本番同様の緊張感で試合するって、大事なのよね。
そこで負けて、悔しい思いをすると同時に
それを見てくれたひとの言葉やご指導を素直に受け入れる。
そこに、最大の気づきがある。
使えるディベートセミナー21シーズンの卒業生が
最後のディベートを終えて、
深いエートス(人間的魅力)を学んで、
それぞれの想いを胸に卒業されました。
みなさん、ディベートでは、
全力で準備してそれぞれの個性を出し切ってくれました。
ここであたしが学んだことは、
勝ったときこそ、「なぜ勝てたのか?」
「なぜうまくいったのか?」の分析をすべきということなのよね。
勝ったという結果だけに満足し、
「やればできるんだ」という自信だけでなにも努力をしなければ
そこで終わってしまう。
これって意外とできてないことに気付く。
だから、素直に「負けてよかった」と
しっかり振り返って次に進めるひとはよいけど、
勝ったときこそ、
「どこがよくて勝てたんだろう?」
「実は偶然勝てただけで、本当は勝てなかったでは?」
「あそこであの発言ができたのは、こういう理屈で考えていたからか。」
「今日の朝の食事がよかったから?」
などとしっかり振り返って
勝てる自分の「型」をつくることが大事よね。
これも都議選の同日、
ラグビーで、
日本のチームが南アフリカのチームに7-94で大敗したのを見て
2015年のあの快進撃という「勝利」から、学びを得てないのではと感じた。
本当に大切なのは、
常に勝てる、常にパフォーマンスを出せる実力をつけること。
東京都議会や小池知事も、藤井さんも、これで終わりではない。
レスリングでリオ五輪決勝で敗れるまで216連勝をした吉田沙保里さんや
日米を渡って3年にかけて43連勝した田中マー君の偉大さをかみしめて
結果だけでなく、プロセスを振り返り努力することが大事なのね。
勝ったときも、負けたときも。
それでは また・・・
BY ひろ☆たかさわ
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