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2017.1.31(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第192回 「日本人横綱の誕生」(2017年1月31日)

連載200回まで、カウントダウン!
週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第192回

こんばんわ
トランプ大統領の
就任演説が20日に終わって
いよいよ新しい時代の幕開けね。
チカラ強いリーダーシップの期待すると
岸田文雄外務大臣がいう。
ただ、おもてなしを美学とするあたしたちは
「アメリカファースト」には違和感を感じるのよね。
国の政治とおもてなしは違うのかもしれないけど
他人のことより自分のことというのが
どうも受け入れられないのよね・・・・
そして、日本では
ついに日本人横綱の誕生が19年ぶりに実現した。
稀勢の里が初めて悲願の優勝を勝ち取った。
茨城県牛久市出身の31歳。
若くていきのいい20代前半とはちがい
遅咲きもいいところ。
すでにピークは越えている。
昨年、北の湖・千代の富士という
昭和の大横綱が次々と逝去し
本当の意味で新しい時代をつくらなければならないし
久しぶりの日本人横綱という
並外れたプレッシャーと重圧がのしかかる。
賛否両論がある。
素質があり、早々と三役昇進をきめたものの
あと一歩のところで優勝をのがし
綱取りと言われた場所では
下位力士に星を取りこぼした
勝負弱い、精神的にもろい、迫力がない
「まただめか・・・・・」
相撲ファンためいきを何度もきいた。
一方でこの、「万年2位」の成績ながら
ここ1年間の安定感は抜群で
年間最多勝をとったり、横綱戦での勝負強さがあり
常に優勝争いに絡んである。
もうヒト場所見てからでも・・・という意見もあるけど
単に日本人横綱がほしいからということでもない。
顔つきもかわってきた。
蓮舫が、仕分け問題のときにいっていた
「2位じゃだめなんですか?」
相撲の世界では、2位では横綱になれない。
名大関と言われる力士はたくさんいるけど
そこをのりこえないとトップに駆け上がれないのがこの世界。
会社の人事でもそうだけど、
自分より若い人間がどんどん昇格するなかで、
なかなか自分の殻をやぶれず、
ひとをおしのけてまで上にあがることができないでいる。
ただ、そこにつみあげられた実績は
簡単に崩れるものではなく、
素質や勢いと違って
経験に裏打ちされた安定感は
理屈では説明できない。
そう、稀勢の里の闘いは
すでに1年前から始まっていたのよね。
あとは、重圧に勝てる精神力と
準備しかないわね。
相撲界全体をひっぱる品格のある横綱になってほしいと
心から願う。
「攻めの姿勢」と「受けの美学」。
ヒーローがいて、それに挑む個性的な力士がいて
相撲ファンは、またみたいと思う。
横綱が各界を引っ張るって、
自分が強いことも必要だけど、
洗練された技や、激闘を繰り広げ、
手に汗握る、ドキドキすよるような土俵をつくってほしい。
そんな、日本人力士の若手も育っているし・・・・
そのうえで
「アメリカファースト」は
歴史のなかで積み上げられた、アメリカを
そして世界を正しい方向に導くのか?
政治や政策は正しくても国民がついていけるかどうか?
そこもしっかり見ていかなくてはならないわね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ


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