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2016.9.11(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第172回 「人気漫画『こち亀』200巻をもって連載終了」(2016年9月11日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第172回

こんばんわ
列島をかけぬける台風の猛威
わかっていても
やっぱり被害を防ぐことはできないのよね。
地震で被災した地域にまた被害が及ばないことを
切に願ってます。
ところで
いまではだれもが知る連載漫画
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
通称「こち亀」が、200巻をもって終了となると
発表された。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)への連載は
1976年からスタートし
40年間、1度も休んだことがない。
ジャンプといえば
「キャプテン翼」や「キン肉マン」
そしてBMディベートの大会の題材にもなった
「ドラゴンボール」など
そうそうたる作品が歴史に名を連ねる。
人気がなくなるとすぐに打ち切りになるという
厳しい週刊連載の世界で
1900話を突破し、
今年9月(今月)に最終回を迎えるのだそう。
あたしは愛読者ではないけど、
あのまゆ毛が太い警官姿の両津勘吉(両さん)は
国民の愛すべきキャラクターになり
「男はつらいよ」の寅さんとともに
東京都葛飾区の顔になった。
他の、スポーツものや戦闘ものとちがって
連続したストーリーはない。
一話一話がよみきりになっている。
最近の単行本を読んでみると、
そのときの時事ネタや流行のものを
丹念にリサーチして、
両さんがそれをつかって商売に成功したり
周りのひとたちの悩みを解決する様子が
痛快に描かれているわ。
「こち亀」目当てでジャンプは買わないけど
ページがくるとなぜか読んでしまう。
その作品をつくる秘訣はあるのでしょうけど、
小学生でもわかる内容のわかりやすさ、
でも、大人が読んでも面白いマニアックさ。
ふっと息が抜けるギャグと、
ストレスのないエンディングは
一服の清涼剤なんでしょうね!!
飽きのこない内容に
真面目と笑いのコントラスト。
本人は、「19ページの割当なかで
最初の7ページが勝負」だといっている。
原作者の秋本治さん、
そんな継続への哲学、プロの執念がうかがえる。
いまは、スタッフをつかっての作品の創作だそう。
でも、最初は孤独な闘いを続けてきた。
40年間毎週掲載するという偉業は、
その継続がきれることの恐怖感とともに
本人にしかわからない苦労があるのでしょうね。
「少年誌の最長連載記録」のギネス世界記録を保持。
ものごとの終焉は宿命だけど
この「偉大なる平凡」とも思える
巨大作品に最大限の敬意を表して
最終回を味わいましょう!!
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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