2016.7.26(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第166回 「永六輔さんと大橋巨泉さん、昭和の巨匠が逝く」(2016年7月26日）
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話 第166回
こんばんわ
昭和の巨匠がふたり
この世を去った。
永六輔さんと大橋巨泉さん。
永六輔さんは
ながく持病を患い、
7月7日に83歳で亡くなった。
昭和のラジオ界を引っ張り、
作詞家としても「上を向いて歩こう」など
数々の名曲を遺した。
その5日後に
あとを追うように旅立った大橋巨泉さん。
約10年の闘病生活の末、82歳で亡くなった。
昭和の司会者として称賛されるが
なんといっても
ぶれない軸と、バランス感覚は
現代の若者や、これから世の中を背負っていく世代に
重要なことを教えてくれているわ。
11PM（ｲﾚﾌﾞﾝﾋﾟｰｴﾑ）や
クイズダービーの司会。
あたしたちの世代はまだ子供のころに
普通にみていたけど
エンターテインメント（娯楽）という
人間の「陰の部分」とされてきたもの表にだしてくれたのね。
56歳という全盛期でのセミリタイア。
あれから26年たつけど
やっぱり巨泉さんの名前は消えることはない。
でも、それでもガンとの闘病に苦しんだ。
巨泉さんと競馬仲間であるいう
ビートりゅうきは、この訃報を受け
記者団の質問に応え
「とにかく裏表のないひとだから
おいらもヒヤヒヤしたけど、
でも、政治・経済も、
一生懸命勉強することも大事だけど
文化や芸術も、お笑いも庶民には大事なんだよ。
もちろん、お色気やギャンブルも娯楽だからね。
そんなバランス感覚を教えてくれたひとだった。
まあ、競馬予想も自己流をつらぬいたから
おいらのほうが的中率は上だったけどね・・・・」
と、惜別のことばを語った。
80歳を超えると
もう人間の寿命ものこりわずかなのは宿命。
惜しまれるけど、
しっかりとこの世の中に遺産を遺して
天寿をまっとうしたいってもよいわよね。
ご冥福をお祈りもうしあげます。
それでは また
ＢＹ ひろ☆たかさわ
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