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2016.4.10(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第151回 「教わる力」(2016年4月10日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第151回
こんばんわ
藤田菜七子騎手が中央競馬で初勝利!!
18歳、女性騎手であるというだけでなく
若いエネルギーが、自分で努力して拓いた道に
ひとつの花を咲かせたことは
とても明るいニュースよね。
新入社員研修が、各社で行われるところ。
早いところは、集合研修も終わって
各現場に巣立っていくところかしら。
大学時代に、アルバイトで
社会を少し経験したひともいるでしょう。
店長クラスを任されていた人もいるかもしれないわね。
でも、実際に社員として
格段の責任の重みを感じることになる。
自分の目指す社会人の姿
会社の幹部になって経営に関わりたい
世界にはばたきたいという夢や希望は
10年後や20年後ではなく、すぐ目の前にある。
明治大学教授の斉藤孝先生は、
著書「社会人に必要な9つの力」(ウェッジ)の中で
「今の社会は即戦力になるひとを求めている」という。
時代の変化や人員削減で、ひとを育てる余裕がなくなっているから。
そんな流れでも、大学教育が大きく変わったわけでもなく
学生のレベルは20年前とそれほど変わってない。
だから、
自覚してトレーニング積むひととそうでない人では
差がつくし、むしろ生き残るには
正しいトレーニングをしなければならない時代なのね。
信州大学准教授の牧田幸裕氏は
すべての「学び」の前に鍛えるべきは「教わる力」であると言っている。
「教わる」とは、受け身な姿勢ではない。
本を10冊読んだとしても、この「教わる力」があるのとないのでは
身に付くものが全然違うということ。
全力で走りながら、
ただし道をすすむために、教育する側にも技術が必要。
自分の経験してきたものは大事にしながら
また新しいもの
自分とは違う世界を受け入れるという
広い視野も必要ね。
バドミントンで
リオ五輪メダル候補の選手が
違法カジノ問題で出場できなくなった。
21歳、これからの人生に傷を負ったことになる。
報道をみると、単純な「射幸心」と、誘われたままにいったという
まだ自立心に欠けた行動のようにも思う。
これから社会に出るうえで、
自分の腕を磨く一方で、
コンプライアンス(倫理観の遵守)
正しい金銭の価値を磨くこと。
裏表なく、若者らしい立ち居振る舞いをして
自分が頑張れる環境に身を置くこともとても大事ね!!
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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