BMブログ

BMブログ記事詳細

2016.2.8(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第142回 「人工知能ロボットとコミュニケーション力」(2016年2月8日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第142回
こんばんわ
ベッキー、甘利さんに続いて清原問題と、
毎日、新聞やワイドショーで追い掛ける日々。
渦中の本人たちはどんな気持ちなのかしら?
法に触れるものもあれば、グレーなものもある。
不倫スキャンダルを
個人情報としてどこまで守るべきなのか、
LINEの内容が堂々と報道されてしまう、
恐い時代でもある。
そんななか、こんなニュースを見つけたわ。
Google傘下の英国ディープマインド社が開発した
AI(人工知能)が、囲碁で人間の棋士に勝利した。
欧州チャンピオンに3回輝いたプロ棋士に、
5回やって全勝したそう。
これについて
将棋では可能であったが
囲碁では10年先といわれていた。
将棋に比べ、次に手が多すぎること。
10の360乗という天文学的な数字ね。
また、将棋のように
いろんな種類の駒があるわけではないので、
人間が言語化できない感覚的な部分が多いのだそう。
ドローンで騒がれたが
様々なロボットが開発され
昨年はSoftbankが
『ペッパー』という
人工知能搭載の受付用ロボットで対応を始めた。
人間が発する声、言葉の認識だけでなく、
表情、眉毛の上がり下がりまで見分けて
感情もよみとる。
子供に算数を教えたり、
職場での新人教育にも期待されている。
このロボティクスの将来的な発展は想像もつかないけど、
議論したり、判断したり
新しいことを考え出すというができたら、
ディベートをしてもかなわないのではないかしら?
なんておもってしまう。
なんといっても、膨大なデータを記憶でき
それを正しいタイミングで瞬時に判断して使え
相手の議論できるとしたら、
到底かなわないなんてことにもなる。
でも、人間とロボットで決定的に違うことは
音声や表情でよみとれない
相手の立場や、ココロのなかを
考え感じ取るチカラ。
コミュニケーションをとって
関係を築いていくという、
まったく表面には現れない部分。
1月に出版された太田龍樹の著書
『超一流の、自分の磨き方』(三笠書房)では
人間的魅力に加え、
自分の存在感や、人間関係構築に関しても
わかりやすく書かれている。
日常のコミュニケーションでは
自分の意見を言うにしても、反論するにしても、
まずは話をよく聞いて、受け止めて
相手の立場だったらどう考えるのだろう?って
想いをめぐらせる。
いくら正しいことをいっても
ひとは動いてくれない。
ロボットにもそんなことが
できるようになる日がくるのかしら。
まずは、人間であるわたしたちは
理屈を超えた部分での
コミュニケーション学を学ばなくてはならないのね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

※お知らせ
第18期『使えるディベートセミナー』の募集が始まりました!
↓↓↓↓↓ご興味ある方はコチラ↓↓↓↓↓
http://www.burningmind.jp/debate_seminar/

PAGE TOP