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2015.5.12.(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第103回 「ひとりのレスラーの引退」(2015年5月12日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第103回
こんばんわ
ゴールデンウィークも終わって
暑さも本格化するわね。
熱中症にだけは気をつけましょう!!
今日は引退のニュースをひとつ
バーニングマインドが
コミュニケーションにおいて
「受けの美学」を学びとる際に基礎となった
プロレスリング・ノア。
三沢光晴が2009年6月に
リングで急逝し電撃がはしった。
あれからもう6年になるのね。
その弟子の存在であった森嶋猛(もりしまたけし・36歳)が
今年4月に引退を発表した。
数々の怪我に加え、糖尿病で
ドクターストップがかかり本人が決断したようね。
BMメンバーも、
そのお互いをかけた死闘を武道館で目の当たりにしてるだけに
本当に残念ね・・・・
小橋健太や、力皇、秋山、丸藤といった
看板選手とともに、ノアを引っ張ってきた。
小柄や筋肉質のレスラーが多い中、
いわゆる巨漢体系で、そこからしなやかなで豪快な技を繰り出す
存在感のあるレスラーだった。
才能がありながらなかなか輝けない時代が続いたが、
アメリカでの修行などで自分変革に取組み、
2008年に師匠の三沢光晴への恩返しをして
チャンピオンベルトをつかみ取る。
派手なパフォーマンスもでき、
興奮するとまわりが見えなくなるほどのファイター。
でも、普段は礼儀正しく、
基本に忠実なプロレスができる。
地道なエルボを打ち込みダメージを与え、
それでも、ジャンボ鶴田を思わせる豪快なバックドロップは
満員の武道館を興奮のるつぼに陥れる。
かつて他団体ではあるが、
一世を風靡したといわれている
まほ龍(まほりゅう)源一郎は、
この引退をうけて記者団の質問に答え、
「まだ若いし、がんばってほしかった。
おれももう今年で終わりだと思ってやってるけど
23歳も若いんだからねえ。まだこれからだよ。
最初はどうなるかと思ったけど
努力家だし、
人間としても本当にいい漢(おとこ)だよね。
豪快でありながら器用な、稀有(けう)な存在だった。
でも、最後は自分と相談して
中途半端はできないって決断したんだろうな。
ちゃんと後継を育ててきたんだろうし、
まあこれからもなんらかの形でかかわってほしいね。
本当にご苦労さん。」と残念そう。
ひとりのレスラーの引退と人生ストーリーだけど
その個性の出し方や取組姿勢から
組織における存在感のだしかたや、今後の人生に生き方を
学んでいきたいと思うわ。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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