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2015.2.23.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第92回 「同性婚」(2015年2月23日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第92回
こんばんわ
東京マラソンも無事におわり、
ホッと胸をなでおろした週末。
またニュースをひとつ。
同性婚に関する動きがでてきたわ。
渋谷区で、「同性パートナーシップを結婚に相当する関係と認め、
証明を行う」という条例案を区議会に提出したそう。
これは、公の機関としては初めてなのね。
新宿2丁目のおねえたちは、
「認めらてなくても、あたしたちはあたしたちなのよ。」
特に冷静な反応。
性的少数者をLGBTというのだけど、
いまの憲法では、同姓婚は認められていないし、概念も否定されがち。
この議論の賛否両論について
とくに考えさせられるのは
「既成概念をうちやぶり、少数派を尊重する」ということなのかしら・・・・
同性愛に罪はない。
賛成論者は、
「年齢や人種、宗教と同じように
同性婚を差別するのはおかしい」と主張。
これに関し、
渋谷区の総務課長は
、 「同性婚が認められないことで、
生活にも支障をきたすケースがある」
としている。
たとえば、住宅の保証や、病院での立ち合いのことを指している。
一方で、反対論者は
「生物存続の否定」という。
結婚とは、こどものためにするのかという議論もあるけれど、
そういうことではない。
つまり、子供ができるできないかではなくて
制度として同性婚を認める動きが出てきたことに対して
やはり、結婚という制度は
「生物として、種の保存や繁栄をしていくためのベースがある」ということを
真剣に考えなければならないということね。
諸外国では
アメリカ(洲による)、カナダ、イギリスなど
19か国で同性婚が認められている。
結婚という制度は、簡単に論じることができないが
配偶者という位置づけが、法的制度的にもたらすものが多いことは事実。
ただ、結婚するのに「理由を表明する」必要はない。
お互いが好きだからというのだけでなく
子供がほしいから、財産的なもの、
仕事の立場上など、ひとそれぞれ理由があるでしょうけど、
それはそのひとの価値観の自由でお互いが合意すればよいのだから。
だから、同性婚をどう考えるのか?
ただ単に、「好きだから、一緒にいたいから」で
婚姻が成立することが
正しいことなのか?
この問題に、ビートりゅうきは記者団の質問に答え
「おいらは同性愛者ではないって前置きしておくけどね。
軍団の連中も結婚や離婚を繰り返してまいっちゃうけどね。
でも、最終的に男が男に、女が女に惚れるってのは
まあ、間違ってないと思うけどねえ・・・・・・。
結婚という制度は歴史があるから、これはまた別問題。」
と、男女論を語っていた。
これから結婚する人も、すでに結婚をされているかたも
それぞれ結婚に対する価値観は違うと思うけど
考える機会になるかもしれないわね。
歌舞伎俳優 十代目 坂東三津五郎さんのご冥福を祈りつつ・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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