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2014.12.29.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第85回 「引退」(2014年12月29日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話第85回
こんばんわ
いよいよ今年も終わりね・・・・・
年初に、「今年の目標!!」なんてたてるけど
それがちゃんとできたか振り返りも必要。
本当は、3か月ごとに振り返ることも必要よね。
政治の世界では、衆議院の解散総選挙があり、
アベノミクスにより株価も為替も大きく動いた。
与党大勝の選挙後に、
石原慎太郎元東京都知事が、政界の引退を表明した。
いや、最初から決めていたみたいね。
82歳。都知事から衆議院議員に戻り、
最後は「次世代の党」の最高顧問であったが、
「欣快(きんかい)として、わりと晴れ晴れとした気持ちで政界を去れる」
という、小説家らしいコメントを残して政界を去った。
一方で、
ソチ五輪もあったスポーツ界だけど、
年末までにぎわっていたフィギアスケート。
浅田真央ちゃんが事実上の引退をしたなかで、
金メダルをとった羽生結弦くんが頑張っている。
そのなかで、町田樹(たつき)選手が突然の引退を表明した。
理由は、大学院の研究に専念したいからだそう。
24歳。詳しいことはわからないけれど
これからを期待されていただけに、いろいろな想いがのこる。
これについて、
決して先入観や主観論だけで考えないようにするのが
ディベートの訓練なのかとも思う。
40歳超えても
現役でガンバっているプロスポーツ選手もたくさんいる
これだけの才能があり、
それだけの努力やそれこそお金もかけてきたのに・・・・・
一方で、本人は
「すべてやりきった。悔いはない。」といっているわ。
オリンピックで金メダルはとってないけど、
なんといっても世界の舞台へ日本代表として出場し、
GPシリーズ4勝をあげている。
でも、若手の台頭に限界を感じたのかしら。これは想像だけど。
今年、流行語大賞に候補にあがった
スキージャンプのレジェンド・葛西紀明選手(42)は
ソチ五輪で銀メダルに終わったとき、
「次に、金メダルという目標がまたできました!!」と明るくこたえた。
あくなき挑戦が美しいという、
スポーツ選手の頑張りは素直に勇気をもらえる。
でも、この町田選手の引退を、無下に否定するのではなく
どんな意味があるのだろうとも考えてみたいとおもう。
スケートと研究は両立はできないの?
本当にやりきったの?
って問いかけたいけど、その実情や価値観は自分にしかわからない。
陸上界やスケート界にも熱い視線をおくってきた
小出りゅうき氏は、記者団の質問にこたえ、
「目標をもって人生を走ってきたと思うよ。3歳からやってるんだから。
世界中から注目されるなかで、それ自体が挑戦だからねえ。
自分の人生設計をしっかりたてたうえでの決断だと思う。
Qちゃんもまおちゃんも、屈託ない笑顔の裏に
相当な苦労や苦悶があるんだから・・・・
『挑戦と野望』『引き際の美学』
その判断基準を、周囲のひとは与えてあげればよいと思う。
ひきとめたくもなるけど、最後は自分で決めるしか・・・・・ないよねえ。」
人生なにが正解かわからないけど
自分の限界や可能性を決めずに挑戦したいわね!!
自分のカラダの健康を一番に考えて、
来年の目標をしっかりたてましょうね。
本年も、ご愛読ありがとうございました!!
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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