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2014.10.30.(木)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第76回 「エボラ出血熱~人命救助と人間の尊厳」(2014年10月30日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第76回


※写真は、「国立オリンピック記念青少年センター」のセンター棟

こんばんわ

少しずつ肌寒くなってきたわね。
ちょっとした油断で風邪ひくから気を付けましょうね。

つい2か月ほどまえに
代々木公園で「デング熱」騒動があって
「蚊」が脚光を浴びたことがあったわ・・・・・

BMの聖地、代々木にある
国立オリンピック記念青少年センターでも
駐車場の入口を1箇所残して完全封鎖するほど
万全の体制。

そして今、世界で「エボラ出血熱」の猛威が襲う。
27日には、日本にも上陸の疑いがでたけど、
厚生労働省は、ウイルスは検出されなかったと発表した。

アフリカのコンゴ(ザイール)にある
エボラ川で発見されたこのウイルスは
多数の死者をだし、感染により多くの人を苦しめている。

政府としても
自国への流入や感染を防ぐべく、
万全の対策を打つのは当然といえるわ。
でも、疑いをかけられたひとは、
病院をたらいまわしにされたり拘束されたり・・・・・

米ニューヨークやニュージャージーでは、
エボラ感染者と接触があったひとを隔離する徹底ぶりで、
4~5時間、何の説明もなく待たされ、ひどい仕打ちを受けたという。
これで「人間の尊厳」は守れるのか?との声が・・・・・・

BMのNEOディベート的に見ると
この、「人命救助」と「人間の尊厳」を天秤にかけると
この場合は、どの国の政府も
国民の人命救助を取らざるをえないわね。
慎重すぎるのでは??といわれても
その膨大なリスクを考えたら、手を打つのが正しい考える。

ただ、尊厳という意味では
疑いがあるひとにも最大限の敬意を払うべきよね。
相手をおもいやるコミュニケーション、
「ヒト」として扱うのはもちろん
心のケア、しっかり状況を説明をして理解納得してもらうことが必要。

「そんなことをいっている場合ではない!」っていうかもしれないけど、
普段のコミュニケーションで他人を思いやることができていれば、
ちょっとした心遣いができるはず。

人間だれもがこれをできれば、
もう少し平和な世の中になると思うのよね・・・・・・

ともかく、みなさんは自分でできる予防をしっかりしましょうね!!

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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