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2014.9.1.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第68回 「高校野球、生徒に延長50回を投げさせることの賛否」(2014年9月1日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第68回


こんばんわ

週末はすこし涼しくなったわね、
みなさまいかがお過ごしかしら・・・・・・

半期決算の最終月である会社が多い9月が始まり、
世の中もすこし慌ただしくなるのかしら。
新宿は眠らない街っていわれてるけど
みなさんはしっかり睡眠とってのりきりましょうね!

使えるディベートセミナーは12期の卒業生を送り出して
修了しました。
最終回は、総仕上げのディベートの準備で
みなさん睡眠もそこそこにがんばったわ。
まあ、今日頑張ればすこし休めるかなあなんて思ってね・・・・・・

ところで
軟式野球の全国大会で
延長50回を戦い抜いた球児が話題になってるけど
両チームのエースとも4日間で700球を投げ抜いた。
これも、賛否両論言われてるわね。

またディベートやってるといろいろなキャストが
頭に浮かんでしまうんだけど

監督や生徒さんたちにとっては
このためにいままですべてをかけてやってきた。

でも、それで肘をこわして野球できなくなるリスクもある。
いや、日本にはそんな諸先輩がたくさんいる。

ディベートみたいに、
「1日、2日徹夜した」ではすまされないのだ。
もちろん徹夜でカラダこわすひともいるから要注意だけど・・・・・

高校野球の監督というキャストには二つの側面がある。
それは、自分も甲子園を目指す一球児と同じ夢をもったひとりの人間として。
もうひとつはひとりのこどもの将来を考える保護者として。

ここのバランスを考えて涙を飲まなければ、
そして決断しなければならない。
もう、昔の武士道考え方は通用しない。

7イニング制や球数制限など
球児の負担を考えたアイディアも
野球関係者に賛成論は少ない。
「そんなのは野球ではない」と。

いまをがんばろう、子供を厳しく育てよう、
これもわかるけど、
その保護者としての責任を考えるべき
それが、日本の将来の野球界にも影響を及ぼす
重要な話だと思うのよね。

もちろん、こどもの自分よりこどもの将来を考えている
監督さんはたくさんいらっしゃると思う。
自分の成績より部下の成長や昇進を考えている部長もたくさんいる。
そういうひとこそ評価できる社会でありたい・・・・・・

限界までがんばるひとを応援しながら、
そんなことを思った週末だったわ。

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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