2014.4.21.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第49回 「『公私』ということばについて」(2014年4月21日)
今日の写真は、飛行機から見た富士山!
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第49回
こんばんわ
韓国の旅客船沈没問題、大変なことになったわ。
不明者もまだ多数いるみたい。
一刻も早い救出、解決を願うばかりね。
ところで、「公私」ということばがある。
『「公(おおやけ)」に関することと「私(わたくし)」に関すること』
と大辞泉にある。
よく「公私混同」というけれど、
一般的には、
正式な場所(会社など)と、プライベートを
しっかり分けて考えなさいってことかしら・・・・・・
国や地方公共団体が絡むかどうかでも、
「公私」がわけられる。
病院でも学校でも、「公立と私立」がある。
公立のほうが安い場合が多いけど、
民間の方が競争があるから、サービスがよく質がよいともいえる。
どちらがよいのかは、その選ぶ(選好する)消費者の価値観。
自分の基準をもって決めれば良いと思う。
でも、人と人がつながっていく場所ではどうでしょう?
先日、ある県の県立高校で、
新入生のクラスを受け持つ担任教諭(女性)が
自分の息子の高校の入学式に出席するために、
自分の受け持つ学校の入学式を欠席したのだそう。
事前に、学校側や教育委員会の承認をとっていたそうだけど、
どうなんでしょう?
これぞ、公私の分別の境目で議論がわかれるところ。
かけがえのない自分の息子を母親としての役割を果たしたい。
でも、これから毎日顔を合わせる生徒たちも、
かけがえのないという意味では同じでしょう。
自分以外のキャストにも光をあてて考えて欲しい。
これは、自分の価値観だけでは判断できないのよ。
時代が変わり、
自分のプライベートをより充実させ、重要視できる社会になったのでしょう。
それは、自分にしかまもれないもの。よくわかるわ。
でも、自分にしかできない仕事もまた、自分にしかまもれないもの。
ひとを教育する立場であれば、なおそうであってほしい。
靖国神社への閣僚の参拝が続いているけど、
公式参拝と私人としての参拝で、問題の扱いが変わる。
日本の歴史と諸外国との関係、
これからの日本のあり方を問うために
しっかり向き合っていかなくてはならないのね。
いろいろな「公私」を考えながら・・・・・・・
それでは、また BY ひろ☆たかさわ