2014.3.11.(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第43回 「3・11 あれから…、そして、これから…」(2014年3月11日)
あれから…、そして、これから…
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第43回
こんばんわ
今日は3・11から3年。月日の経つことの速さを感じながら
被災者へ想いをはせながら,
震災対策も万全にしていかなくてはならないわ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140310/plc14031023560031-n1.htm
歴史から学べることは、
しっかり教訓としていかなくてはならない。
消費税が4月からあがる。
最初に消費税が導入されたのが
1989年4月1日だから
もう、25年も経つことになる。
この消費税があがるってことに対して、
「税金があがるんだから、我々消費者の負担が増えるだけで
なにもいいことないでしょ。」といわれるけど、
そんな単純な問題ではなさそう。
なんといっても、少子高齢化と日本の借金問題は
重くのしかかる。
ディベート的に考えてみると、
消費税って、公平な税制なのかどうなのか?景気に影響しないのか?
などの論点が浮かびあがる。
「全員一律にかけるんだから、公平でしょ?」と思ったら、
所得の多い人と少ないから同じく税をとるのは公平ではないという考え方もある。
また、税金というのは収入や資産の移転(相続・贈与)にかけられるのに、
なんでまた消費にもかけられるのかという疑問もわいてくる。
また、景気への影響は心配になる。
税金や金利はあがると、
一般的には消費活動が抑えられて景気が悪くなると考えられている。
1997年の消費税引き上げ時(3%から5%へ)のときには、
大手都市銀や証券会社が破綻したり株価が3割下落した。
因果関係の検証はしなくてはならないけど、影響はありそう。
歴史を紐解き、同じ過ちを繰り返したくはないわ。
でも、だからやめしょうってことにはならないのよね。
「しっかり手をうってあるから大丈夫」だって。
アベノミクスで3本の矢が打たれた。
市場に大量にお金を供給して景気をよくして、
会社の業績をあげ、社員の給料もあげ、
物価もあがるけど消費もふえて景気がよくなるというロジック。
これが、全部本当にスムーズにいくということではないのだけど、
いままでの政権がなにもしなかったつけが溜まっていたのは事実。
その社員の給料を上げるというところで、
ローソンが12年ぶりの「ベア」行うことを発表。
東芝やNECなど電気大手6社も
労使協議で2000円のベアを行う見通しになりそう。
「ベア」というのはベースアップの略で、
昇格時の昇給ではなく、基本給のベースをあげることを指す。
景気は上昇基調にないとできないことだし、
少しずつよい方向に向かっているのかしら。
日本が一体となって、デフレからの脱却をしていかなくはならなのね。
東日本大震災での避難生活をされている方々は、まだ26万人もいる。
政府は、税金や年金を国民から集めるのはいいけど、
被災者はもちろん、必死で働いている中小企業の経営者や勤労者、そして消費税を払う納税者のためにも、正しいお金の流れのしくみやつかいかたをして欲しいわね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ