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2014.1.20.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第36回 「都知事選を一刀両断!」(2014年1月20日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートでひも解く
ひろ、都知事選を一刀両断!
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第36回

こんばんわ

いよいよ東京都知事選ね!
1月23日に告示し、2月9日(日)に投開票が行われる。
新宿2丁目界隈でも、
都庁のお膝元の自覚をもって、急な選挙だけど
みんな考え出したわ。

選挙って、
いわゆるジャッジメント。
ディベートの判定(試合後の勝ち負けを決めるジャッジ)に似ているわ。
太田龍樹は著書『ディベートの基本が面白いほど身につく本』(中経出版)
のなかで
「判定にも明確な理由が必要である」と述べている。

そして、ディベートの基本ルールとしてもうひとつ重要なこと。
それが、「誰が言ったかではなく、何を言ったか」で判断することなのね。
もちろんそのひとの人物背景も重要だけど、
単なる知名度だけで選ぶ都知事選はもうやめましょうね。

元首相にそっくりで、BURNING MINDでもおなじみのY泉純一(ワイズミジュンイチ)氏は
「原発ゼロ、これ以外に道はない。
東京ができることは東京から。私は細川さんを支持する。」
と述べている。

一方、元都知事と親しいといわれている石原龍太郎氏は
記者団の質問にこたえ、
「選挙に出るなら、しっかり自分のポリシーもって
それをしっかり発信してもらわないとね。
なんかギリギリに出てくるのが流行ってるんだけど、
ゲームじゃないんだから。
原発だって、しっかり議論して決めないと。
理由もなく廃止するといったってねえ。
ティベートやったことないからこういうことになるんじゃないの?
なんとか・・・・・・ならないのかな。」
と述べている。

我々としては、ディベート的思考で、
まずは、しっかりそれぞれの候補者の話を受け止めましょうね。
そして、その主張に理由があるのか、筋が通っているのか。
今回の場合、それが東京にふさわしいのか。
政治哲学に一貫性があって、大きなビジョンを掲げているか?
自分の考えは排除するのがディベートだけど、
選挙の場合、自分の基準ってのも大事よね。

原発の問題は全国の問題だけど、
とりわけ東京は福島・新潟の原子力発電所から供給をうけている立場。
2020年五輪を成功させるための政策とともに
原発、震災復興も大切な問題。
ただ、原発の是非を問う住民投票にならないように。
日本全体を元気にする東京であることが、できますように。
都民のひとも、またそれ以外の方々もこの機会にしっかり考えましょう!

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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