2013.8.20.(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第14回 「未来を見つめれば失敗は乗り越えられる」(2013年8月20日)
今、四国をひとりで横断中
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第14回
こんばんは
熱戦が続く甲子園、
第95回全国高校野球大会は
いよいよクライマックスを迎えるわね。
2丁目にも、昼間寝ないで
少年達の熱いプレーにくぎ付けの先輩おねえがいるわ。
そんな中、
プロ野球では楽天・田中将大投手が
投手としてプロ野球記録の21連勝、開幕17連勝を達成した。
名実ともに日本のエースとなった。
2006年に、
田中選手が属する駒大苫小牧がの3連覇をかけて
「ハンカチ王子」こと斉藤祐樹の早稲田実業と熱戦を演じた。
あのときのことは
いまでも甲子園の名勝負として語り継がれる。
結果、田中将大は最後のバッターとして打ちとられ
敗れることになる。
ライバル斉藤には、その後の国体でも敗れ、
プロ入りしてからもいろいろな挫折を味わう。
2013年のWBCでは、先発で調子があがらず中継ぎに回される。
でも、壮絶な努力、強い精神力、そしてなにより挫折をばねにする前向き思考が
今回の大記録を生んだ。
太田龍樹の著書『話し方に自信がつく100の法則』(中経出版)
法則90において、「未来を見つめれば失敗は乗り越えられる」とある。
人はだれもが傷つき、過去にしばられる。
「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」
寺山修司さんの言葉は、そんな自分と決別し
未来へ進むときに勇気づけられる言葉。
太田はいつも研修の最後に言う。
「いまの自分を作っているのは過去の人生の積み重ね。
でも、今日がこれからの人生の最初の日。
幸せは待つものではなく、自分からつかみにいくもの。」
田中選手は、
甲子園で敗れはしたが、
プロ野球では日のあたらない「楽天」を選び、
地道に努力してきた。
持っている才能は大きい。
でも、驕り高ぶることなく
野村監督や星野監督の指導を受ける、
そしてダルビッシュなど諸先輩から可愛がられる、
庶民派「マー君」の顔は、懐の深さもうかがえる。
2丁目にも、かくれファンが多いわ。
今回の甲子園
スター選手は決していない。
桐光学園の「ドクターK」こと松井投手は神奈川県予選で敗れ、
済美の安楽投手などの注目選手のほとんどが甲子園のベスト8には残ってない。
でも、必ず這い上がってきてほしい。
人生のほとんどが失敗の連続。
勝つだけが人生でない、負けたところにも人生のスタートがあるってことを
改めて考えさせるわね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ