2018.7.23(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第264回 「災害とリスクマネジメント」(2018年7月23日)
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話 第264回
こんばんわ
6月18日に起こった大阪北部の地震、
豪雨をきっかけに関西地方では、
かつてないほどの被害・水害に見舞われてしまいました。
そして、この猛暑。
自然災害は何十年に一回の他人事という、
そんな時代ではなくなったわね。
命や財産、いろいろなものを守る行動をとらなくてはならない。
そういった行動を
リスクマネジメントとか、リスクコントロールという。
「自分には関係ないだろう」と、放っておいて
結果なにもなければとくに問題はおこらない。
でも、そういうリスクを考えて
すこしコストをかけて備えておこうという、
これは行動心理学なのかしら。
楽観主義者と慎重派。
自己分析や、相手のタイプを見るときにも
重要な切り口になる。
「いいよ、ことがおこったらその時に考えればよいよ。
いちいちいろいろなことを想定していたらきりがないし
時間もコストもかけられない。」
ということもできるし、個人の自由なのだけど、
人間はすくなくとも家族がいる場合が多いわけだし、
なんらかの組織に属しているわよね。
そうなると、
とくにその組織の幹部になるにしたがって
細かい想定が必要になるし、
様々なリスクに対処していかなけてはならない。
楽観では成功できない。
議論でも、相手がどうでてくるか、
いろいろなシミュレーションを重ねる。
そのときに使えるのは「キャスト・ライトアップ」という手法なのだけど
実際に議論では
いくら準備しても、その場で反論出来なければ意味がない。
自然災害と同じく
相手が感情任せの爆弾を落としてきたら??
冷静に対応できるでしょうか。
地震は、震度3ならなんとか耐えられるけど
震度7を上回ると壊滅する。
つまり、同じ地震でも大きさによってうけるダメージが違う。
そんなの当たり前だと思うかもしれないけど、
こと議論においては
相手がどんな強い口調でいってきても
しっかり中身を分析して内容が上回っていれば勝てるのよね。
まずは相手がなにを行ってくるかの予測の分析は
最低限のリスクマネジメント。
そこに、感情で負けない心強さ。
自然災害と議論は、そもそも違うのだけれど、
経験と訓練を積んでこそかしらね。
被災されたかたへのお見舞いと一日も早い復旧を祈りつつ。
それでは また・・・・
BY ひろ☆たかさわ
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