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2017.12.15(金)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第235回 「時代」(2017年12月15日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第235回

(11月20日に書いたコラムです)

こんばんわ

紅白歌合戦の出場歌手が決まると
いよいよ年末って気がするけど
あと1ヶ月以上のこってるから
やり残したことをしっかりやらないとね・・・

横綱・日馬富士の暴行疑惑が騒がせた1週間。
まだ解明されてないこともあり
騒動は終わってない。
ことの真相や今後については警察と相撲協会にまかせるとして
ひとつ気になる言葉
「時代」というのがキーワードになっていると思う。

9月の錦糸町のバーで、
貴ノ岩が後輩力士にむけて
「白鵬の時代は終わった」などと
意気高揚して説教したことがきっかけになったと
報道された。
一つの時代を築くというのは並大抵ではない。
創り上げる発想力、周囲の協力
結果をのこしそれを維持して歴史をのこす。
そんな一大事業を
軽々しく発言できるものではない。

ある権力がうまれると
それに対抗して乗っ取ろうとする勢力が産まれる。
これは、政治でもそうだし
会社の中の派閥や権力闘争もあるのかもしれないわね。
それは、ひとつの権力が暴走しないためにも必要だし
草食系の人間が増えているなかでも
野望をもって突き進むことは
悪いことではない。

そこに、暴力が産まれ
国際社会になると武器をもって戦争ということになる。
貴乃花親方は、この「暴力」に着目して
警察に被害届を出したと思われるけど
貴ノ岩のやっていることをみると、
いまの自分があることへの感謝も謙虚さもない
暴走にも見える。
そこに、言葉遣いも非礼で、
先輩との話し中にスマートフォンをいじり出すというのは
いくら酒の場でも、
それこそ一時代を背負っている先輩から指導されるのは当然とも思える。
ビール瓶や馬乗りが事実ならそれはいただけないけど・・・・
「暴力」の報道だけが先行しているけど
その背景も複雑で、中立な立場で本質をみなくてはね。

時代をつくるのは
それだけ重たいこと。
政界でも産業界でもスポーツ界でも・・・・
いま千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層が、
地球の歴史の一時期を代表する地層として注目され、
国際標準地に選ばれれば、
地球の歴史の一時代に
ラテン語で「千葉時代」を意味する
「チバニアン」と名付けられる可能性が出ているそう。
そんな地球上の偉大な歴史の話がでてきたところで
この「時代」の意味を深くかみしめなければ・・・

それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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