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2017.3.6(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第198回 「宅配業界の人手不足と過重労働」(2017年3月6日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第198回

こんばんわ
「使えるディベートセミナー」は
区切りの20シーズンを終え
卒業生がまた巣立っていったわ。
ビジネス現場で、
うまく意図を伝えられない、
相手目線で物事をとらえたり、その場で適切な判断を下したり
そんな能力、ノウハウを学びたいという
受講生のみなさまが
フレームワークを学び、
最後にはその理屈ではないものを吸収していった。
世の出ているビジネス書を読むだけでは学べない。
自分でやってみることの大切さも感じる。
「挨拶」が大事。そんなの当たり前じゃない?っておもうけど
なぜ挨拶が大事なのかは、なかなか語られることはない。
実際、できてないひとが多いのも事実だし、
毎日のあいさつを、正しくできているのだろうか?
この、相手のあるコミュニケーション行為であるあいさつにも
深い意味がある。
世の中、IT化で情報が簡単に入手できるようになったし、
スマホを使って、書籍だけでなくモノを選んで買えるようになった。
小売業界は、いかに便利に、いかに速く届けるかの付加価値を争い
顧客をとりこもうとしているけど、
いま、宅配業界が人手不足と過重労働で問題になっているそう。
あたしたちは便利になっても
届ける方は、ドローンが標準装備でもされないかぎり
生身の人間の配送が必要になるのよね。
業界最大手のヤマト運送が、荷物の取扱量抑制にむけて
労使で協議を始めた。
国土交通省のデータでは、2015年には業界全体で37億個、
10年間で8億個増えた。
ヤマト運送では、
配送担当者がピーク時に一日150~200個の配送するのだそう。
だいじな荷物をお願いしているから
しっかり届けてくれるって信じてお願いするのだけど、
そんな実態をみると宅配も不安よね。
あたしたちは、
配送は配送料を払っているのだから
サービスの一環だとおもわずに、
届けてくれる配送員、ドライバーに感謝の気持ちを持たなくてはね。
なるべく届けてくれる日には家にいなくてはいけないし
不在票が入っていたら、すぐに再配達の連絡をする。
いまはスマホ登録で簡単にできるしね。
再配達が2割くらいあって無駄足になっていることが多いそう。
そんな見えないところへも思いを馳せることが
ものを考えるうえで大事な訓練になるのよね。
配達する方々もそんな大変ななか
セールスマン、サービス業としても
教育訓練を受けているのでしょう。
笑顔で元気よく届けてくれると、気持ちよいわよね。
だから、
あたしたち受け取る側も、
心をこめて「ありがとう、お疲れ様でした!」と
ねぎらってあげるのも
ひとつのちいさなおもてなし。
そんな積み重ねが、人間的魅力をつくっていく。
ほんとに「挨拶、お辞儀 おそるべし・・・」。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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