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2015.5.31.(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第106回 「訃報:俳優の今井雅之さん」(2015年5月31日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第106回
こんばんわ
小笠原諸島を震源とする地震で
また震災の恐怖を感じた週末だったわね。
そんななか、訃報をひとつ
俳優の今井雅之さん
末期の大腸がんで亡くなった。54歳という若さだったわ。
4月に、病気療養を理由に舞台降板を発表。
あれからわずか1か月、
末期ガンとはわかっていても
あまりにも速い旅立ちに、ひとの命のはかなさを感じるわ。
「俳優が舞台から降りなくてはいけないのが悔しい」
最後の最後までプロとして舞台に立ち続けた人生。
1980年に、度は自衛隊に入隊するが、役者になりたいという夢を追い
1年半で辞めて俳優の勉強をはじめ、
ストイックに舞台に立ち続けた。
その壮絶な人生を敬服しつつ、
やはりひとりの人間の生命。「なんとかならなかったのか」とも
いろいろな報道や記事を読んで思う。
のこされたあたしたちは、そこから学ばなくてはいけない・・・・・・
現代医学の進歩で
早期発見すれば助かるのも事実。
身体のちょっとした異変にどう対処するかは
自分次第なのよね。
今回は、誤診があったといわれているけど、
医者と患者という生身の人間が対峙するなかで、
一回限りの人生、後悔の無いようにしたいわ。
病気って、お医者さんに診てもらっても
結局は、自分の生活習慣や、今の症状、飲んでる薬を
正確に伝えないと、
まず入り口の病気の可能性の部分で誤りがでる。
これは、コミュニケーションにおいてとても重要な部分。
相手はプロだからという過信は、
行き違いを産む。
今回の今井さんは、
昨年9月に体調がすぐれないので都内で診察を受けたら
「腸の風邪」と診断されて薬を処方されただけだったそうね。
その2か月後に、回復しないので兵庫県で診察を受けたら
末期の大腸がんと判明。
ここで、コミュニケーションに問題があったかどうかは
もちろんわからないけれども、
大腸がんを判明できなかった医者がいること、
それは医師としての技量として致命的なのかもしれない。
でも、健康管理をする、身体の変調を感じ取る、
その際にどんな行動をとるかって、
やっぱり自分しかいないのよね。
あと3か月早く行動できなかったのか?
身体の異変を知りながら放置してなかったか?
ちょっとした体の痛みや、風邪も、
馬鹿にできないってことを
改めておもい知らされるわね。
相談されたひとも、
「そんなのは大丈夫だよ!」と安易にいえないわね。
先日、2丁目のお客さんでも、
「自分の便がすこしおかしい「というので
病院で検査を受けたら癌を早期発見できた。
この10年での医学の発達も目覚ましく、
患者への手術の負担も格段に軽くなっているそうよ。
仕事に生きるという人生のなかで
自分を必要としているひと、想ってくれるひとがいるということを
キャストライトアップしながら、
命の大切さをもう一度考えてみたいわね・・・・・・
今井雅之さん、ご冥福をお祈りいたします。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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