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2014.3.31.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第46回 「ジャッジを下すということ」(2014年3月31日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートでひも解く
ジャッジを下すということ
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第46回



こんばんわ


いよいよ3月も今日で終わって、明日から新しい年度のスタートね。
4月から消費税があがるって話はこの前したけど、
それによって、郵便料金も改訂になるから気を付けないとね。
あと、よく領収書に貼る印紙って3万円以上が対象だったけど、
これも5万円以上に変わるからね!!

ところで、ここのところ
「説明責任」に関わる問題が何件かおきている。

みんなの党の渡辺喜美代表の8億円借入問題と、袴田事件の冤罪問題。
このことの真偽をここで追求するつもりはないわ。
ただ、説明をするということ。
ディベートでいうと、論拠と証拠資料をもって説得することが求められる。
http://www.burningmind.jp/debate/debateword.html

政治というのは、政策で国を良くする目的と同時に、
巨額な予算を動かすことでもある。
この金の動き次第でひとの人生も変わるかもしれない。
だから、国民は政治家の動きをしっかりみなくてはならないのよ。
渡辺氏は、場合によっては公職選挙法、政治資金規制法に違反する可能性がある。

億単位の金を動かす、それによって政治が変わるかもしれない。
利権が動くかもしれない。
一般庶民が苦労して稼ぎ出すお金を、いとも簡単に動かしてほしくないと、
心から叫びたくなる。



ひとの人生を動かすということでいうと
袴田さんの冤罪疑惑についても同じこと。
罪もないのに約50年を監獄で生活した。
検察や警察のエゴで証拠資料をでっち上げて、
この、「人間にとって生々しい苦痛」を強いた可能性があるのだ。

裁判所は
「これ以上拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」と拘置の停止を決めた。
耐え難いほどって、どれほどなんだろうか?
とにかく、ひとりの人生を狂わせた。




元東京都知事と親しいといわれている石原龍太郎は、
この問題について記者団の質問にこたえ、
「大阪市長選も橋下さんに決まったけど、投票率が低かった。
裁判員裁判も始まっているし、
国民は、もっと政治や司法に興味をもってみないと、
本当にいいようにやられちゃうよ。」




まずは、国民の信頼を裏切らないような説明をしてほしい。
罪の意識なくやっているように思えてならない。
だから、われわれ国民は、悪にはしっかり立ち向かわなくてはならないのね。

国家権力が人生を変えてしまうなんて恐ろしい。
でも、会社組織やスポーツの世界でも
ひとつの人事の判断が、あるいはジャッジや判定が
そのひとの未来を狂わせる可能性もある。
だから、あたしたちも目の前にいるひとたちの
ひとりひとりの人生に想いを馳せなければならないのよね。


ソチ五輪を終えた浅田真央さんが、世界選手権で3回目の優勝という偉業を達成した。
今後の進退について問われ
「まだわからない。ゆっくり考えたい・・・・・・。」と答えた。
それはそれでいい。自分の大事な人生なんだから、ゆっくりじっくり考えてほしいわ。
マスコミや国民の期待で、自分の人生を狂わされることないよう・・・・・・


それではまた

BY ひろ☆たかさわ

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