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2013.12.30.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第33回 「2013年をひろ☆たかさわ流に振り返り!」(2013年12月30日)

週刊コラム 時事問題をネオ・ディベートでひも解く
2013年をひろ☆たかさわ流に振り返り!
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第33回

こんばんわ

今年も本当にあとわずか。
今年一年を、それぞれの「言葉」で振り返ってみるわね。

2020年の東京五輪招致成功。
ブエノスアイレスでの最終プレゼンは
「お・も・て・な・し」などの流行語も産んだけど、
その準備は周到なものだったようね。
パラリンピック代表・佐藤真海さんも、
「しっかりと日本代表としての情熱をこめたい」
そんな想いを胸に臨んだリハーサルでは
プレゼンがなかなかうまくいかなかった。

英語でのスピーチ、日本のトップバッターという重圧のかべにぶち当たる。
そのとき、英国のプレゼン指導者に
「大事なのはうまく話すことではなく、気持ちを込めて想いを伝えること・・・・」と指導されたそう。
震災復興への想いと共に、日本が前に進んでいくために
「輪」をひろげたいという想いを伝えた。

また、日本への明るい話題として、
富士山が世界遺産に登録、
本田選手の見事なPKによるサッカーワールドカップ出場決定。
野球では
楽天・田中将大投手の無敗神話記録、
大リーグ上原投手が胴上げ投手になるなど、
日本国民を元気づけた。

アニメ界の巨匠、宮崎駿監督引退。
「『この世は生きるに値する』ということを子供たちににつたえたい」という
深い哲学とともに世界に輝き続けた。
宇宙飛行士の若田光一さんが 国際宇宙ステーションの船長になった。
「全員の力を最大限引き出せるような舵取りをしたい」という
リーダーとしての大きな希望をもって宇宙へ旅立った。

政治・経済の世界では
安倍晋三首相のアベノミクスが
日本経済の上昇局面に火をつけた。
「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長戦略」
このいわゆる『三本の矢』でデフレ脱却へ舵をきった。
この3つの
日銀黒田総裁と異例のタッグを組み、
異次元の金融緩和で市場に資金供給
株価は順調にあがり、為替は1ドル100円台の円安に。
輸出産業を中心とした企業業績回復に寄与した。

夏の参議院選挙に勝利し
ねじれを3年ぶりに解消した自民党。
『決める政治』をかかげる。
ディベートにおいても、論理と情熱を学び、
問題分析や争点の整理、プレゼンテーションを身に付けるけど
最終的には「決断する」ということのプロセスでもあるのよね。

以下の問題では、国民にも賛否の声が・・・

安全保障の分野で「安倍カラー」をだしていく。
集団的自衛権の行使容認をめぐり、
「国家安全保障会議」を発足させた。
中国の領海侵入が53回、また防空識別権で議論を巻き起こした。
そんななかで日本という国家国益をどう守っていくかという、
そんな重大なテーマでもあった。

特定秘密保護法案は
与野党での激論、国民のあいだでも議論を巻き起こした。
「秘密は守るべきだ。」「でもその定義や範囲があいまい。」
「フェアで透明な議論ができないと・・・」
12月に参議院で法案成立となる。
この強引な決定プロセスも問題視されたわ。

悲しいニュースもあったわ。
とくに日本のみならず世界各地での自然災害が
死者・行方不明者や、多大な被害をもたらした。
太平洋高気圧が原因となった
竜巻や大雨水害など、ここ数年無い
世紀末現象とも思えるようなものだったわ。
記録的猛暑 甲府市で40.7℃、高知県の四万十で41℃まであがった。
伊豆大島の水害やフィリピンの台風は
街を土砂や海水が一気にのみこみ
がれきの山へ・・・
東日本大震災を思わせる恐怖が映像で全国に流れた。

著名人の訃報
漫画家やなせたかしさん。
「人生は長い、頑張れば必ず報われる」と想い続けて
世界で愛されるアンパンマンを描きつづけた。
「本当の正義とはなにか。」を伝えた。

打撃の神様・川上哲治さん
優勝32回の各界記録をもつ大相撲の元横綱・大鵬さん。
食品偽装も重なって「巨人・大鵬・卵焼き」が崩れた年だったが
その偉大さは、生前のそのスポーツに取り組む眼球からも伺える。
元・南アフリカ大統領のネルソン・マンデラ氏。
「過去を許し、ともに前へ」世界平和への大功労者だった。

東日本大震災からの復興はいまも続いている。
事故から3年、いまだに避難生活をつづけていらっしゃる方々が
まだ数多くいる。汚染水問題を一刻も早く解決しなくてはいけないのね。

そんななかでの東北楽天の日本一。
東北の被災地は沸き返った。
嶋基宏選手
「みせましょう、東北の底力を!!」
被災地とともに掴んだ栄冠
星野監督「日本一になってみなさんを、
癒してあげたい。それしかない。すずめの涙でもいいから毎日・・・・・」
想いは実現された。その情熱に奮い立たされた。

笑っていいとも30年以上見続けているという森田リュウキ(通称タモリュウ)は
衆議院会館前で記者団の質問にこたえ、
「まあ明るいニュースもあったし前を向いてあるいていきたいけど、
震災復興もまだだし、課題も多いね。
世代交代も進めなければいけないし・・・・・・
いいともは来年3月におわっちゃうけど、
友達の『輪』を広げながら、みんな来年もがんばってくれるかな?」

2014年は、BMもNPO法人として4期目を迎える。
未来にむけて新たなる挑戦、飛躍の年にしたいわね。

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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