2013.6.11.(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第4回 「すべてのことを必ず両面から見る」(2013年6月11日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第4回
こんばんは
AKBの選抜総選挙が終わったけど、
最近、横文字が多いし、
アルファベット三文字の略称が多いでしょ?
TPPとかLNGとかニュースや新聞でも頻発なのよ。
ちなみに
TPPは「環太平洋経済連携協定」。
LNGは「液化天然ガス」。
なんだか知らないとどんどん乗り遅れていくわね。
それにくわえ、
日本版ISAとか
アメリカのジャパニーズバージョンまででてきて大変よ
二丁目でも一生懸命英語勉強する輩が出てきたわよ。
日本版ISAというのは
「少額投資非課税制度」のことをいうのね。
年間100万円までの元本から生まれる利益を
非課税にする制度みたいよ。
通常は、20%の税金がかかるのね。
100万円ってそもそも少額かどうかなんて
ひとによって違うと思うけど・・・
まず、少しでも投資に関心をもって行動しようっていうメッセージなのかしら。
一方で、政府の立場としたら減税すると財政が苦しくなるし
無制限に税金優遇すると金持ち優遇って批判受けるから
ギリギリのところで手をうったのね。
来年(平成26年)1月から始まるみたい。
詳しく知りたいひとは、銀行や証券会社のホームページを見てみてね。
もうひとつの日本版があって、
「日本版NSC」というのを政府が創設しようとしている。
NSCっていうのは「国家安全保障会議」のことをいうそうよ。
首相のもとに情報を一元化して、外交・安全保障政策の司令塔にしようという試み。
なんだか一見よさそうな気がするけど。
いろいろ議論されてるってことは、やっぱりメリットとデメリットがありそうね。
太田龍樹の著書『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版)
法則23で、「すべてのことを必ず両面から見る」ということについてかかれている
わ。
「反対側がつねに存在する」ここが議論の原点であると同時に
自分を客観視し相手の立場を考えることで。
人間力をアップすることにもつながると説いている。
歴史に学ぶ、他国の例を参考にするのはとても良いけど
外国で成功したからといって日本で成功するとは限らない。
文化や風土の違いがあるから。
日本の国家・国土を護るうえで必要なことはぜひやってほしいけど
なにか国民の知らないところでことが動く、国会のチェックがきかなくなるなどの
懸念事項もあったりで、これから議論をすすめていくみたい。
国民のための、最善の策をとってほしいわね。
ちなみに、BMが提唱するネオ・ディベートのネオ(NEO)は、
ギリシャ語の「新しい、近代の、」という
英語のNEWにあたる形容詞で
略称ではないので誤解しないでね。
それではまた
BY ひろ☆たかさわ