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2018.10.03(水)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第273回 「武豊騎手JRA通算4000勝と貴乃花引退」(2018年10月3日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第273回

こんばんわ

武豊騎手が、JRAで通算4000勝の偉業を達成!!
2位の岡部幸雄さんが2943勝だから、そのすごさがわかるわね。
素人からみても、
競馬って、騎手がいて、調教師がいて、そして馬そのものがあって・・・
決して自分だけのチカラではないように見える。
格闘技や球技とちがって、相手のミスを期待することもできず、
ただひたすらとレースに臨み、
逃げやさしの駆け引きはあれど、
常に闘い続けるイメージ。

その武騎手が、師匠の武田作十郎調教師から教わったことは
技術でも闘争心でもなく
「人に好かれよ」ということだそう。
支持を得ること、認めてもらうことで、
チャンスをもらい、脚光を浴びることができる。
技術を伝えてもらえ、名馬にも巡り会える。
愛をひとに求めるのではなく、
自分でどうしたら愛してもらえるのかを必死で考えたのでしょう。
そこにひとが集まり、舞台が整い、
愚直な努力は、そのステージで花開き、積み重ねた勝利が4000。

語り継いでほしいこの伝説。
でも、貴乃花のように
頂点をきわめ伝説を作った男も、
仲間をつくることができなかったといってもよいのでしょう。
哲学をつらぬいた姿勢に
ファンはその美学を感じるのかもしれないけど、
辞めてしまっては元も子もないとも思う。
それは、妥協を許さないという正しい姿勢ゆえなのでしょうけど、
それゆえに敵を作り、「ひとから好かれる」なんてことは
きっとなかったのでしょう。
真相はわからないけれど、
正しいことをしてつぶされたのであれば、この人間関係というところで
なんとかならなかったのかしら・・・

貴乃花のこの行動を責めることは私にはできないけど、
話をして解決する、
そこにはただただなにかを貫くよりも
言葉をつくして、相手を受け入れる。
ひとに好かれるってなにかといわれると難しいけれど、
やっぱり好かれるひとのまわりには人がたくさん集まってきて、
自然とそのちからが何倍にもなって返ってくる。
その絆は簡単にはこわれないし、
最後には、目に見える偉業ができたり、
いえ、目に見えない信頼のちからになるのよね・・・

それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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