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2018.6.12(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第260回 「就職協定」(2018年6月12日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第260回

こんばんわ

「使えるディベートセミナー」
24シーズンが終わり
受講生が希望を胸に巣立っていったわ。
こういうのはもっとはやく学んでおけばよかった・・・
感銘をうけた書物に出会うと
もっとはやく出会えたら・・・などと思うものだけれど
これも運命
出会えたことを喜び、
人生はいまからでは遅いと悔いるよりも
これからスタートさせればよいという気持ちが大事よね・・・

でも、早い時期に正しいことを学ぶに越したことはない。
自分の子ども達にもそう願うのだけど
親が子どもにどれだけの影響力を与えるべきなのかしらね。
親の背中をみて育つとはよくいうけど
人生の進路を強制することはできない。
せめて、
こういう人間になってほしいという
人間的魅力の基礎部分でも伝えられたら・・・・

新卒社会人と企業のミスマッチが起きていて
入社3年での離職率が高い。
厚生労働省の2014年のデータによると
新規学卒者の入社3年以内の離職率は、大卒31.0%、高卒39.2%となっている。
その原因を、「就職協定」があって
充分に活動ができてないとすることもできるけど、
まずは大学時代をどう位置づけるかを考えることかしらね。
それはもしかしたら大人達が伝えてあげなければいけないのかもしれない。
あたしが若い頃、予備校の講師にこんなことを言われた。
「日本の大学は、
入試が難しくて卒業が簡単などといわれるけど、
それは大学の学生時代に
自分の人生、なにができるか、なにをすべきかを
考える時間を手に入れることだ。
だから、ただ遊んで4年間過ごしても卒業はできるけど
それでは意味ないよ」と。
それは、自分が大人扱いされたことであり、
自分の責任でこの先の人生を決めなければいけないのだと。

そんな言葉も、
当時本当に自分に響いていたのかわからないけど
まだまだ未熟な学生には、
そういう大人のお節介も必要なのかしらね。
学問に没頭するのもよし、
スポーツで一流を極めるのもよし。
インターンシップ制度が充実しているから、
読書やセミナーを受けるのとおなじように
様々な企業と出会ってみるのもよいわね。
まさしくキャストライトアップの考え方で、自分のやりたい仕事以外も見ることができる。
いろいろな業界や職種があることを知ることができる。
就職協定は、その面接を一斉に行うというだけならば
あってもかなわなのでは?ただ囲い込みをされると困ってしまうけど、
それは協定があってもなくても同じこと。
大企業にはいって競争のなかで出世をめざす、
中小企業に入って経営にかかわる、
親の事業を引き継ぐ、
自分の手に職をつけるために学び続ける。
起業する学生もいて、みなさんそれなりに考えてはいるのだろうけど、
正しく学び、
他人にながされずに自分流に考えて欲しいと願う・・・
それでは また・・・・

BY ひろ☆たかさわ


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