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2017.9.12(火)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第225回 「意地と通す・意地を張る・意地を見せる」(2017年9月12日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第225回

こんばんわ
少しづつ朝晩涼しくなってきたわね。
東京都新宿区の早稲田大学の近くに
「漱石山房記念館」が
9月24日からオープンするとのこと。
http://soseki-museum.jp/
小説「草枕」の冒頭には
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい 。」
という有名な一節から始まる。
ロゴス(智)とパトス(情)のバランス
人間心理の理解は、いつの時代も永遠のテーマ・・・
意地を通すのではなく、相手を受け入れ
自己主張をするのではなく、
お互いの立場や背景を想い、投げかけるのが
私達が学んでいること。
「意地と通す」「意地を張る」というと
どこか偏屈な人柄を想像するけど、
「意地を見せる」というと、また違ってくる。
陸上界で、男子100メートル。
念願の日本勢初の10秒の壁を破った桐生祥秀さん。
21歳、歴史上に残る偉業だけど
まだ日本陸上界のスタート地点にすぎないのよね。
高校時代にだした、10秒01をなかなか超えられず
今年は国内の大会でも敗れて
8月のロンドンの世界陸上では
100メートルの舞台に立つこともできなかった。
そんな挫折のなか、心折れること無く
まさに「意地をみせた」瞬間だったわね。
ミサイルを打ち続ける
北朝鮮には
いつまでも意地を張ってないで・・・・
といいたいところだけど
歴史やプライドが
融和や協調ということに耳を貸さないことは
日本国内にも今でもあるのでしょうね。
逆に、横綱3人が休場という事態になった
大相撲秋場所。
なんとかひとり残った横綱・日馬富士と
高安をはじめとした大関陣には
意地を見せてもらいたいわ・・・
それでは また・・・・
BY ひろ☆たかさわ

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