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2017.8.9(水)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第219回 「公私混同、一線を画せない政治家」(2017年8月9日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわ の ディベートちょっといい話  第219回
(編集部注…このコラムは、7月31日に書いたものです。)

こんばんわ
北朝鮮のミサイル問題が
速報されるけど
たびたびすぎて麻痺して驚きもしないって
ある意味怖いわよね。
経済では、物価インフレ目標の2%になかなか到達できず
日銀の黒田総裁は何度も期限を延期している。
株価は順調そうに見えるけど
日本の大半をしめる中小企業は
まだまだ経営者も従業員も苦労しているようね。
会社や組織はいずれ次の代に引き継がれていく。
そんなとき
「一線を退く」なんていいかたをする。
自分で創業したオーナー経営者が
子供に経営をまかせるようなときに使う。
まだ一人前だとは思えない息子でも
任せてみないと成長しない。
家族としての息子と
次期社長としての息子とは
「一線を画して」、厳しく接する。
そんな愛情ある厳しい指導が
人間を育て、会社を育てる。
背中をみて周りも育っていく。
それにひきかえ
防衛大臣を辞任した稲田さんも
民主党の蓮舫さんも
一線を退いたのではなくて、一線から引きずり降ろされた。
人を育てるとか組織を引っ張るという発想もなく
言葉だけが一人歩きして、
中身も策もなく、なるようになったという印象しかないわね。
もちろん、この一線を退くは
「一流」という意味ではなく、まさに「現場」という意味。
第一線で身体を張って闘う、組織の最前列という強烈なワード。
それを後任に託す、不適格だから降ろす、
厳しい世界だからこそ重くのしかかる。
中川俊直衆議院議員の不倫騒動も過去の話だけど
今度は、今井絵理子参議院議員の
略奪不倫騒動。
きいてるほうもうんざりだけど、
ワイドショーは徹底的にとりあげるわよね。
お相手の神戸市議の男性とは、
「一線は越えてない」から許されるって
この論点のずらしかたが
一線で闘っている政治家とは思えない。
公私混同、一線を画せないような人間達が
日本の中枢にいてもらっては困るというのが
素直な国民の声。
この同じ「一線」でも
重さと軽さがこうもちがうのかと思う。
これは全部国民にふりかかってくるのだから
あたしたちもいい加減に
「一票」の重みをかみしめて考えて行動しないと
日本はおかしくなってしまうわね。
それでは また・・・
BY ひろ☆たかさわ

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