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2015.6.14.(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第107回 「2016年 伊勢志摩サミット」(2015年6月14日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第107回
こんばんわ
来年2016年のサミット開催地が
三重県の志摩市に決まったのね。
1975年からはじまったサミットも
もう20年になる。
日本での開催は6回目。
東京開催が3回あったけど
最近では沖縄や、北海道の洞爺湖という
地方都市で行うようになった。
今回、開催に立候補したのは
広島、仙台をはじめ
新潟、名古屋、軽井沢、神戸、浜松、そして志摩。
なぜ志摩に決まったのかの理由と判断基準。
そしてそれがいかに重要なのかが
最終的な決め手となるわ。
志摩に決定した決め手はふたつある。
日本の伝統文化を発信できることと
テロ対策の観点から警備がしやすいこと。
特に、判断基準としては
震災復興(仙台、神戸)や核廃絶(広島)、
そして観光立国などがあったけど
いま世界中に広がっているテロへの恐怖が
最重要であるとしたのね
メイン会場である賢島(かしこじま)は
本土から渡る手段が橋二本しかないそう。
攻めと守りでいうと、守りを重視したといえる。
マネジメントの観点からいったら
妥当な根拠といえる。
でも、なにごとも守りだけでは
その意義が見出せない。
そこが、物事を比較考量するときの重要な観点になる。
単なる経済効果だけではなく
日本をアピールする
景観と伝統文化を重視した。
水と緑
大小の島々と美しい入江が日本の原風景を描く。
悠久の歴史を紡いできた伊勢神宮の荘厳な空気は
日本の文化伝統を感じてもらうにはふさわしい。
情熱バンカーである半沢りゅうきは
この報道を受けて記者団の質問に答え、
「伊勢島ホテルの再建に全力をかけてきたが
今回こそは
本当の伊勢志摩をアピールするときだ。
首脳陣には、なんのためのサミットかをよく考えてもらいたい。
そして、失われた10年、20年を倍返ししてもらいたいね。
でなければ、哲学なき首脳会談で終わるよ。
そんなことになったら、土下座してもらう!」
と語っている。
なんだか唐突に発表された感じもするけど
もう来年のこと。
リニア中央新幹線や
東京オリンピックなど
5年、10年先のことが話されてるなかで
開催準備は大変だと思うけど
特に3大都市圏以外の
主要都市にいっても
まだまだ東京との差がありすぎるし
本気で地方活性化に取り組んでほしいわ。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ

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