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2014.9.20.(土)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第70回 「錦織圭選手の全米オープン準優勝!」(2014年9月20日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートで紐解く
ひろ☆たかさわの ディベートちょっといい話  第70回


こんばんわ

関東でまた地震、驚いたわね。
みなさま無事かしら?
大地震に備えなければと改めて思う・・・・・・・

スポーツ界では
錦織圭選手の全米オープン準優勝!!
日本のテニス界の歴史を塗り替えたわね。

準々決勝で、スイスのスタニスラス・ワウリンカを
フルセットの末に破ると、
続く準決勝では、世界ランキング1位
セルビアのノバク・ジョコビッチをセットカウント3-1で完勝。
日本人として初めてのグランドスラム決勝進出を果たした。

決勝では敗れ、
本人もこれをよしとはしないだろうが、
この功績は、日本人として誇りに思うわ。

先日の高校野球とも重なるけど、
連日の熱戦、フルセットでの激闘はカラダにこたえる。
もともと8月に怪我の治療を行い出場も危ぶまれる中で、
このパフォーマンスは奇跡的ともいえる。

それは、ディベートともかさね合わせると、
物事は準備(ロゴス)にくわえ、
本番での充実した気力と想い(パトス)の大きさに他ならないということを
身をもって示してくれている。

決して直前まで万全ではなかったし、
優勝を期待されているわけでもなかったが、
並外れた世界ランカーたちを相手に
その強烈なサーブを受け、
リターンをたたきこみ、
ときには相手の裏をかく華麗なショットをうちこむ。
研究し尽くしているし、
この結果が、結果が決して偶然ではないとわかる。

初めて4大大会に出場した6年前は
まだ18歳の少年だったけど、
今回帰国して記者会見に臨む錦織選手の
その風格(エートス)は、
それを経験したものにしかないオーラだったわ。

そんな、純粋にひたむきにテニスに向き合う錦織選手をみていると、
完敗したはずのチリッチ選手も愛おしく見えてくる。
これからテニス界を熱く引っ張っていく。
それにはなくてはならない壁だし、
そんなライバルがいてくれてこその、
これからの世代交代とテニス界の発展、
そして世界を代表する錦織のような若手の成長があるんだと
改めて思ったわ。

錦織選手、本当におつかれさまでした。勇気と感動をありがとう!!

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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