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2014.2.3.(月)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第38回 「データって、いろいろなことが見える!」(2014年2月3日)

週刊コラム 時事ネタをネオ・ディベートでひも解く
データって、いろいろなことが見える!
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第38回

こんばんわ

東京都知事選まであと1週間だけど、
いまいち盛りあがってないという噂も・・・・・
街頭で、候補者は最後の必死の訴え。

新宿の住人として選挙にむけていろいろ調べてたら、
世界の都市力(としりょく)ランキングというのがあって
東京は6年連続で4位だそう。

「こんなランキングあったのかしら~」なんて調べたら、
1位 ロンドン 2位 ニューヨーク 3位 パリ
そして4位が東京。
こんなデータを見て、
「惜しい、またベスト3入りを逃したのか!!」なんて
ただ思った人もいるかもしれないわね。

でも、よくよく考えると
「これって、誰がきめてどこが発表したの?」
「信憑性はあるの?」「いつ発表したの?」
こんな疑問が湧いてきて当然よね。
そして
「4位ってすごいの?すごくないの?」
「一体このデータはなにが言いたいの?」
なんてとこまで考えたあなた、かなりディベートのセンスあるわ!!
ちなみにこのランキングは、
シンクタンクの森記念財団が2013年度版のランキングとして発表。
世界の主要40都市のランク付けをさまざまな要素からしたようだけど、
順位の決定方法などの詳細は、ネットで調べてみてね・・・


また、
政府は1月31日に、
中央省庁の女性管理職の登用状況を公表した。
女性管理職の割合は3%で過去最高となったそうだけど、
あらゆる分野の指導的地位に女性が占める割合を
2020年(平成32年)までに30%程度とする政府の目標達成には
ほど遠いようね。

これは、対象が官庁のみのデータで、
民間も含むデータを見てみると、
日本は11.1%で、比較した12ヵ国のうち
韓国の9.4%に次いで2番目に低い水準となっている
(内閣府が発表した『2013年版 男女共同参画白書』による)。
ちなみに、
フィリピンは52.7%、アメリカは43.0%、フランスは38.7%・・・


女性管理職を増やすことが
いまの日本で良いのか悪いのか、
メリット・デメリットをよく比較研究する必要がある。
いまの日本の雇用形態、しくみ、参画意識などさまざまな点から。
だから、安易に日本は遅れていると結論づけてはいけないのよ。
男も女も必死に生きていこうと働いているのだから・・・・・・


東京某所で競馬解説をやっている女流(おりゅう)キータは
「競馬でも
牡馬(ぼば:オス馬)と牝馬(ひんば:メス馬)のレースがあったりするけど、
もう牝馬がジャパンカップとる(優勝するという意味)時代だからね~。
男女は違うっていう先入観をあたえちゃ駄目よ。
必ずしも数を合わせることが公平とは言えないけど、
要するに、チャンスをあげなさいってこと。
独創性や執着心は、男性よりあるのよ!!」


今回、STAP細胞の研究成果を発表した小保方晴子さん、
そして、2月1日付でFRB(米連邦準備理事会)議長に就任したイエレンさん。
いずれも、男性でも難しい、
スケールの大きい仕事を任され、そして自ら未来をきり拓いているわ。
BMセミナーを受講する女性もどんどん増えてきているし!!
ますます女性の活躍を期待したいわね!!


今週から始まるソチ五輪の日本選手。
男性・女性、両方の健闘を祈って!!

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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