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2013.6.2.(日)
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話
第1回 「相手に伝える」(2013年6月2日)

週刊コラム ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話

こんばんは

GWもあけて、一番過ごしやすい時期ね。
新入社員の皆様も、もう会社には慣れたかしら。
今は、自分のことで精一杯だと思うけど
目標をもって、
そして何を学んでいくのかをしっかり見極めて頑張ってほしいわね。
そのためには、
周りの諸先輩や同僚とたくさんコミュニケーションをとって
話を聴いて受け入れることが、とっても大事よ。


このコラムでは、
日常で起こっていることと
バーニングマインドのディベートを絡めて
いきたいわ。


BMディベートの教えとは
単にディベートの試合をこなしていくのではなく
相手の言うことをを受ける
相手にしっかりわかりやすく伝える
そのために、ものごとを両面から見て分析準備する
そのために何をすればいいのかを学んでいきたいわね。

今日は、「相手に伝える」ということについて

「準備なくして成功無し」
活躍しているスポーツのスーパースターでも
影で壮絶な練習があるとよくいわれる。

5月5日に国民栄誉賞を受賞した
松井秀樹選手の毎日の素振りや
5月11日に引退したプロレスラーの小橋健太選手も
けがや病気を超え、想像を絶する練習量なのよね。

話の世界でも同じ。
永六輔さんは、
30分のスピーチをするのにでも
5~6回は声に出して練習するという。

もちろん、2分とか5分のスピーチでも
同じこと。

「ひとりリハーサル」
つまり、他人がいなくても
物事を想定して、時間を区切って
自分で考えた原稿を、情熱こめて観衆に伝えるためには
どんな語りの名手でも、事前にリハーサルすることが大切。

BM理事でファウンダーでもある
太田龍樹の著書「話し方にもっと自信がつく100の法則」(中経出版)
法則1で、「ひとりリハーサル」とアドリブについて書かれているわ。

リハーサルを重ねることで、
アドリブも自然と出てくるようになるのだという。
いろいろな知識や情報から
そのひとの「引き出し」ができてくるってことね。
逆に、その場での思いつきのアドリブは、中身のないうすっぺらいものだと。
アドリブって、その場で咄嗟に出るものだと思ったけど
奥深いわね。

自分のことばで、
原稿を読まずに伝えるためには大事なことね。


あとは、話す中身のことも考えなくてはね。
橋下徹・日本維新の会代表が従軍慰安婦発言で波紋を呼んでいる。
自分が正しいと思っても、
聞いた相手がどう思うかまでシミュレーションしてなかったみたいね。
事前準備の大切さは
自分の話し方だけでなく、どんなひとが聞いてるのか、内容はふさわしいか
まして、マスメディアに出る人、日本を代表する人には
本当に気を付けてほしいわね。

それではまた

BY ひろ☆たかさわ

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